運行管理者とは?
おはようございます。
昨日、更新したように運行管理の勉強をしていきたいと思います。
さて運行管理者とはなんぞえ?
【運行管理者とは?】
公益財団法人 運行管理者試験センターのホームページによると
自動車運送事業者は、利用者や社会の信頼にこたえるため、安全で確実な輸送を行う義務があります。
公共の道路を使い、一般の車や歩行者と混在して走行するなか、ハンドルを握るドライバーに最終的な安全確保の措置がゆだねられるため、ドライバー一人ひとりの健全な心身と高い安全意識が求められるのです。一方で、新規参入や台数制限などの規制緩和による過当競争や、一部の企業の安全管理の欠如による重大事故の発生などを受けて、安全に対する社会的要求が一層高まっています。そのため自動車運送事業者は、法律に基づき、安全運行に必要なドライバーの勤務時間を設定し、運行管理のための指揮命令系統を明確にしなければなりません。
この安全体制の確立に中心的役割を果たすのが運行管理者です。
とあります。
まぁ平たく言うと
自動車運送業において安全に運行するに当たってドライバーの指導管理や安全に運行を行うために必要な機器や設備の管理をする指揮官といったところでしょうか。
そして運送業においては自社の規模(車両数)において一定数配置が必要で一定の地位が保証されています。
※実際保証されているかは微妙ですが 貨物自動車運送事業法 第22条2項には
事業者は運行管理者に対し職務を全うするために必要な権限を与えなくてはならないと定められています。(原文ではないので注意)
【運行管理者になるには?】
運行管理者になるには運行管理者試験を受け合格する必要があります。
受験資格は
・国土交通大臣の認定を受けた基礎講習機関で基礎講習の受講
・1年以上の実務経験があるもの。
私は仕事上、運行管理者の補助者になるべく基礎講習を3日間受けてきました。
けっこう3日間でハードでしたよ。
また無試験で実務経験が5年以上あり基礎講習を含み一般講習を5回以上受けると無試験で運行管理者の資格を得ることができます。
ただし1年に複数回受けてもカウントされいないため少なくても5年期間が要することとなります。(例えば1年で基礎講習→一般講習を受けても1回のカウントです。)
基礎講習、一般講習を受ける認定機関は国土交通省のホームページに記載されています。(リンクページ下のほうです。)
【試験の難易度は?】
直近に行われた試験では30%であったとホームページに掲載されています。
実際に受けに行った先輩がいるのですが今回はちょっと難しかったようです。
以前は50%も超えることもありましたが社会情勢などもあり難易度が上がっているのではないかと基礎講習で講師の方が言っておりました。
※社会情勢(貨物自動車事業の規制緩和に伴い運行管理を厳しく行うため)
今日はこんなところで